2021/12/03 16:58

寒くなってきましたね。


SHOPのトップページに年末年始のお知らせありますのでご確認くださいませ。
ここにちょっと追記すると、
記載のある期間、ご注文に「まったく対応できない」訳ではありません。
ただ通常よりはお時間をいただく可能性がありますということですので、
ご注文、お問い合わせ等いつでもお待ちしております♪

さて、先週バタバタと書いてしまったので今日は少し
中身のあるお話をしようかと。

私が具体的にどんな手順で楽譜を作っているかを、
何回かに分けてお話ししていこうと思います。

最初に、これはあくまで私のやり方なので
必ずしもこうでなければならないものではないし、
むしろあまり推奨しないです(笑)。
いろいろなやり方があり、正解不正解で語るものではないことを
ご了承ください。

大きく分けて、手順は以下の通り。
①写譜
②制作
③校正
④浄書

今日は①の写譜についてです。

写譜は、元の楽譜(原譜)をパソコンで入力してデータ化する作業です。
そっくりそのまま写し取るような形で入力をします。
このとき、ダイナミクス(強弱)は入れません。
なぜかというと、②と③の作業時に邪魔になるからです。
でも最近、そのせいで曲の構成を見失って路頭に迷ったことがあったので、
この段階で入力はしないにしても確認はしっかりしないといけません。

本来はここまでやったあと
コンデンススコアというものを作ります。
コンデンススコアというのは、
楽器に関わりなく構成音をまとめてある楽譜で、
曲の全体像を把握するのに大変有効です。
人によっては、原曲の楽器構成に関わらず
コンデンススコアのみを参考に編曲をする方もいます。
(むしろそういう方の方が多い可能性も・・・)

師匠からは作るよう言われたのですが、
私はこの作業が神がかり的にど下手くそで(笑)、
時間がかかりすぎて挫折の原因になりやすくなってしまったため、
ある時から作成をバッサリやめました。
今は別の方法でやっています。

じゃあ、どうやってやってるのよという話は
また来週②の説明の中でしていきます。
本日はここまで。


寒くなってきましたし、なんだか地震も多くて心配ですね。
皆さまご自愛ください。それでは。